時は江戸。
いや平成。
◆はじめに:最近のおはなし
このご時世、日々おうちでお疲れではないでしょうか?
どうも、くろとです。
先頃配信サイトTwitchにて行われた「Music Unity 2020 #MU2020」
DJ配信が話題となり、Twitter上でも#MU2020タグで大いに盛り上がったことは記憶に新しいですね。
その場にいなくても、画面越しで家がクラブになり多くの人と同じ時間を共有する…
令和という新時代の人の力を感じたひと時でした。
その影響を受け、絵描きの人がDJ機材を買ってしまう(?)という流れもありましたね…滅茶苦茶驚きました…SUGOI
DJ配信の熱を受け、また家にいることでやることも限られるため、PCDJ機材を買う人が増えて在庫切れが多くなっているようです。
そしてふと…
自分どういう経緯で機材をかってどこまでコストをかけたっけ?
と思いに至ってしまったので思い出を留めるために記事にしてみようとしています。
長丁場になるのは容易に想像できますが、大丈夫ですか?
かなり昔の話なので色々なツールで検索しつつほじくりまわします。
一応目次も置いておきますので、目的のものだけ見たい方は活用してください。
※DJ機材そろえる話に入るまでが鬼長くなってしまったので読まなくて大丈夫です※
※私がDJ始めるきっかけを知りたくてとても暇な人は、どうぞ………………※
◆「音ゲーDJ」を知るきっかけ
熊本でKCDJが開催された
ので、イベントに参加したのがきっかけです。
ざっくり7年前です。え、なにそれ…(ドン引き)
なぜかKCDJ熊本のとぅぎゃった〜見直してたけど懐かしい あれが私の初クラブイベント……見たもの全てが修羅だった…
— kuroto (@kuromemo) 2016年10月5日
これをつぶやいたところ主催の方から「お気の毒に……」とリプライ。草。
KCDJを知らない方は下記のまとめをご覧ください。
音クラの元祖みたいなものと捉えています(違ったらすみません)
熊本で奇跡的に開催されたのは2回のみなのですが、
どちらも参加しました。
ちょうど2回目の様子がtogetterでまとめられているのでお暇があればあわせてどうぞ。
togetter.com
きっとどこ切り取っても
ナニコレ……
てなってしまうのでは…?
情報が無い状態であの時間を楽しめた人はどこででも楽しめる…と言われたほどです。
いや~昔はすごかった…
今現在の熊本はイベント少なくなり、ヤベー案件もあんまりないです。私が知らないだけかもしれませんが…しかし前みたいにイミワカランくらい笑って楽しみたいなぁとふと振り返ってしまう時があります。
こう書くとKCDJさんがヤベー……と思われそうなので一応念押ししますが、
ちょっと前の「熊本」で開催された時だけ、ある意味すごかっただけなので……
通常通り開催されるイベントは当然ながら怖がる必要ないです()
つまり…
自分が好きな音ゲーで
フロア中爆音で聞こえる知っている曲を
曲が変わるごとに皆反応したり、会話が生まれたり
次に何の曲が流れるのか?というワクワク感………
こんな楽しいことがあるのかと、今も鮮明に蘇り…いや頭に焼き付きました。
それ以後、
熊本でも当時年1,2で開催されていた音クラ「KONAMIX」にも足を運ぶにつれ
「自分が好きな曲推しながら楽しい時間を作るのってすごいな…楽しそうだしやってみたいかも…」
こんないい曲もあるから聞いてほしい、頼む…
という考えが芽生え、やってみたいな…?に至ってしまったワケです。
◆DJ練習会の存在、機材に触る機会
同時期には不定期でDJ練習会が開催されていました。
KCDJが開催されていた場所、オタクビル5階にあったとてつもなく広いフロアだった「プレシャス熊本」で、です。もうその場所はありません。
片手で足りるほどの数ですが私自身も練習したり、
人の練習しているのを聴いたり、即興BtBあったりと
ゆる~くも、物凄く刺激的な時間でした。
この経験を得るのに ほぼ無料 で参加できてたのは奇跡に等しいと、今では思います。ホントに。
実は初めて触った機材はクラブ備え付けのCDJ。
最初触ったころは「私には無理では?」とすぐ悟りました。
今もPCDJでもちょっとわかってないので機会があればこのアバウトさ加減をどうにかするべく、もっと実践的な講習を誰かにしてほしい…。
練習会といっても機材に触る機会がある、のウェイトが強かったので、
各地で行われているような誰かが回した後に皆で講評とかはほぼ無かったです。
みなさんの近場のクラブでも様々なイベントが、中にはDJ練習会も定期的に開催されているハコもあります。
近場で参加できるもので、興味があるのなら積極的に参加することをお勧めします。
練習会と銘打っているのならば、知らないことを聴けば教えてくれる人が少なからずいるはずですので…。
練習会というイベントじゃなくとも、バーとかにDJブースがあれば練習できるかもしれません。
練習会の存在はありがたいものであり
また私にとって
機材に触れ、誰が聞いてなくても、爆音で好きな曲が自分の手で流せるだけでも満足になれたのです。
機材を触ったことで、曲を回す資格がないな、と気づけたのかなと…。
本当にやる気あるなら自分で機材買います。
ここが私の意識高いように見せといて実は低いというクソ具合を表しています。
おかげで
一回機材触れば、なんとなく「自分には向いてないんだな」と思うことができたので機材を買うことはしない。
と決められました。
一度は好きな曲推しながら楽しい時間をメイクしていきたい…と芽生えた気持ち。
しかし練習会で機材を触り、実は難しくて自分には到底無理なこと、と気づけました。
平穏に音クラの客をしていたのですが…
しかし事態は急変(?)していきます。
◆たった一言で、音ゲーDJへ道を外してしまうになる
今では全国の音クラで一人は持ってくる気がする「訴訟タオル」が満を持して世に放たれてしまった回。
togetterいいな~~Rave onのまとめも作っとけばよかったかな…
私にとって話の流れを滅茶苦茶忘れているけど、忘れられない一瞬(どっちや…)
たしかこんな感じかな~程度、細かいところは違うかも。
イベントの終盤、よく演者さんが宣伝告知する場面 。
主催のもださん「次いつやるかわかりません!」
皆様、口々にエー!?次もやって~!とか色々歓声があがる中、
それに交じって私も他の人と同様に次回開催に期待を入れる言葉を投げました。
私「やってください!おねがいしますなんでもしますから!!」
主催のもださん「じゃあお前次やるか??」
私「エッ…………?」
(皆様こちらをみる)(うわ恥ずかしい死んでいいか?)(本当に申し訳ございません)
私「…や、やりたいです!!!!」
次回、演者側になりました
(????????????)
意味わからんですよね、私もわかりません(真顔)
今思うとものすごく痛い人で恥ずかしい…は?今も痛い?わかる(絶望)
こういうやり取りが生まれるくらい、それだけクソデカ声で発言したんでしょう、クソ厄介客です(出禁)
しかし他イベント主催の方も、見かけた程度の話なのですが(ナニソレ…?)
「やりたいという意思を持ってる人には機会を与えたい」
という考えを持ってるオーガナイザーは、少なからず居ると思われます。少なからず…。
あのとき「アッ…いや、やらないです…」ってとっさに言わなかったということは
やはり心のどこかで、自分には無理で、向いてないかもしれないが、一回はやってみたい、と思っていたんだと。
あの時冗談だと思っていた「お前やるか?」は一種のターニングポイントになりました。
しばらくは冗談だと本当に思っていましたが、開催日近くなるにつれ
もださん「次回もう出るの決まっとるからね」
と念押しされて自覚していきました。
最初で最後かもしれない機会に対し、本気で準備を進めていくことになります。
つまりは、やりたいのなら、やりたい気持ちは強く…持ちましょう…ということですね。
私のはかなり特殊例なのは十分承知の上です。な~んにも参考になりません。
普通なら、本当にやりたければガンガンMIX作って公募にガンガン出して自分を売り出していく人が大半です。
こっちのほうが堅実で、やる気に満ち溢れていて、とても素晴らしい。私なんてゴミのカスのちんちくりんです。
………………………
本当はここからDJ機材とかそろえる話をしようと思ったのですが
思いのほか自分語りが滅茶苦茶長くなってドン引きしているので
一時ここで打ち切らせていただきますね。
このブログ平均文字数3500文字以上あるよね…(もうすぐ4000文字)
↓多分続き